今年に入ってもギリシャ不安を引きずるユーロは最弱通貨として、下値を拡げた。
第二基軸通貨の弱体化で必然的にドルは高騰する流れとなった。
しかし、2月に入り、ドルの低金利の長期化が示唆されることで、ドルは再び下落することになった。だが、トレンドとしては、ドル暴落という流れは続きそうもない。
このドルの下落も3月初旬を目途に終息し、再びメイントレンドへの回帰がされるであろう。2012年3月は再びユーロを中心とした、為替相場が展開されそうである。
2月末から3月に入り、最も注目されるのが、日本の円である。
長期円高トレンドが終焉を迎えたようにも見え、ドルが高騰してきている。
日本の量的緩和の復活や本格的なデフレ対策など、中央銀行の対策が功を奏している。
3月はドル円がドルを押し上げる要因を作る可能性がある。
米国の株式市場もリーマンショック時の株価を上回り、現在は米国のマーケットは堅調を維持しているようにも見える。ギリシャ不安は一服しているが、再び再燃するのも時間の問題である。打開策を見出せないギリシャが早々にデフォルトするリスクも燻る。
連日のように欧州の格付けが下げられる中、地に堕ちた欧州の再建が2012年のテーマである。米国も嵐の前の静けさであるだけで、昨年の夏にあった、追加の米国債格下げもないとは言い切れない。
3月から再び始まるだろうユーロの暴落をきっかけに現実的な欧州再建へと繋がるかもしれない。
1月のFOMCで米国の超低金利政策が長期間継続するという声明が発表されました。
1月〜2月にかけて、年末年始のドル高分の調整売りが入っています。
一時期のようなドル暴落に見られるフリーフォール現象は見られないが、2月初旬頃までFOMCショックの余波は続きそうだ。しかし、2月に入っても欧州債務危機は解決をみず、未だにギリシャ問題は予断を許さない。
ギリシャの後に控える重債務国、欧州を引っ張るドイツ・フランスの2強のうち、フランスの屋台骨が少々、揺らいでいる。
2012年前半は現在の膿を出し切る意味でユーロ暴落がトレンドではなかろうか。しかし、為替とはシーソーゲームであり、強いドルが復活したわけではない。欧州の債務危機が過ぎれば、次は米国であり、その同盟国の日本であろう。今や先進国のどこも豊かに見えるだけで、豊かな国などありはしないのである。借金まみれの国々ばかりである。
基軸通貨のドルが崩落するにはまだまだ時間がかかりそうである。
2月は調整期間でドルが下落傾向であろう。その間、長らく続いたドル円が大底をつくかもしれない。現在も鳴かず飛ばずの外国為替市場から蚊帳の外の状況が続くドル円相場であるが、もうそろそろ超円高時代も終焉を迎えそうだ。
それが、2月かそれ以降であるかはわからないが、大底が近づいていることは間違いなさそうだ。貿易収支も遂に赤字へ転落した我が国が長期の円高に耐えることは難しくなってきている。
市場では、第二のリーマンショックが近づいているという噂があるが2月はどうであろう?
サブプライムローン問題・リーマンブラザーズの破綻。この二つの大きな事件をきっかけに米国はリセッション入りし、まだ、大きなダメージを受けたまま立ち直ることができていない。
日本も1990年代のバブル崩壊より、続く失われた10年は更に月日を重ねている。
2010年以降続いている欧州債務危機。統一通貨の大きな懸念が最大の問題になってきた。
ユーロ圏最大の経済大国ドイツは瀕死の重債務国救済の為に、国力を削ることとなる。
この大きな問題は2011年が幕を閉じても終焉しそうにない。
2012年1月には、欧州債務危機は再燃されるであろう。
昨年〜2011年前半においては、通貨安戦争と言われた中、米国はドル全面安を勝ち取った。この現象により、世界中のマーケットにドルがばら撒かれた。
2011年後半には、テクニカル要因もあり、ドルは徐々に巻き戻されつつある。
仮に2012年のいずれかのタイミングで欧州債務国のデフォルト宣言またはドイツのユーロ圏離脱など、大きなインパクトが発生すれば、マーケットにある潤沢なドル資産は安全通貨と見なされ、ドルの大暴騰が起きることになるかもしれない。
リーマンブラザーズ破綻当時の現象に似たことが1月以降、起きるかもしれない。
早ければ1月に到来してもおかしくはない。
2012年の世界経済を占う意味でも1月のマーケットの動向は注目である。
欧州債務危機が膿を出し尽くしたあと、先進国の債務危機の連鎖が起きるであろう。
英国・米国も欧州PIIGSと同じレベルの重債務国である。
そして、我が国・日本はそれら重債務国を超える、世界ワーストの重債務国である。
国債バブル崩壊が日本経済破綻のトリガーとなるであろうが、当分、先の話のようだ。
2012年1月から世界恐慌2番底が開始されるかもしれない。
Author:nabe.shu10
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