ドル暴落研究サイト

ドル暴落ははたして本当に起こるのか。仮に起こるとすれば今私たちはどのような準備をすることができるのか。経済状況や歴史を振り返ってみるサイトです。
トップドルに取って代わる通貨

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ドルとユーロの持ち合い

現在の水準からドルの大幅な価値の下落は十年以上の長期的な展望ではありうることだが、 今回の金融危機における信用の失墜や後処理で急速にドル安が進むとは考えにくい。


改めて米国発の大不況による、世界への影響の度合いを結果的に知らしめることになり、 米国の存在感を再認識したともいえる。その反面、米国依存のリスクも確認できた。


では、当面は世界はこのダメージをどう回復するのだろうか。
ドルとユーロの二大基軸通貨体制になるのではないだろうか。
今まで、ドル一辺倒だった外貨準備金の比率がユーロの占める割合が増えるとすると、ドル安要因だが、市場はドルとユーロを実需で取引する為、一定の周期で上昇と下落を繰り返すのではないだろうか。


その実需からのベクトルが向いたほうに、ヘッジファンドが加速を加えるに違いないので、 ときに行き過ぎた上昇・下降もあるかもしれない。


何が言いたいかというと、ドルが強い周期のときはドルが基軸通貨として機能し、 ドルが下落し、ユーロが強いときはユーロがドルに変わって基軸通貨の機能を果たす。


将来的にこの二大通貨を凌ぐ通貨がでないとも限らないし、
IMFが提唱するSDRのような通貨が主流になる可能性も捨て切れません。


しかし、現状を考えるとこの二大通貨体制というのがもっとも現実的なのではないでしょうか。

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中国の台頭

米国がいずれ経済大国として世界第一位の座を中国に明け渡す日が近づいているという現実を知らない人はもういない。
そのぐらい中国のパワーは顕著であり、この世界不況の中で存在感を見せ付けている。

今の中国の状況は1960年代後半~1970年台前半の日本に似通っている面もある。当時、日本も経済成長が急進。それによる負の遺産として、今も被害者が残る公害を引き起こした。今の中国も経済成長に目を向ける余り、世界的に環境保護の機運が高いにも関わらず、消極的な態度が目立つ。 また、時に貧困国としての側面(中国は格差社会の為)を外交手段として隠れ蓑にすることがある。

高度経済成長の日本と酷似するところがあるということは、日本がそうであったように1985年のプラザ合意のような外交イベントが近い将来、到来してもおかしくはない。ただ、日本と中国の決定的に違うところは日本は米国の盟友であり、いい意味でよい理解者でもあり、従順である。

中国はそうではない。

歴史を紐解いてみても、交わる部分が少ない。中国も通貨切り上げで日本のバブルのように二の舞にはなりたくないはずだ。通貨切り上げによって、中国は米国を凌ぐ、世界第一位の経済大国へと君臨することになろうが、そんな王座は欲しくはないはずである。

しかし、経済の不均衡の是正として、更なる人民元の切り上げは行なわれるに違いない。
ドル暴落のピークアウトはこのことが現実になったときではないでしょうか。

ユーロの可能性

ユーロの国旗

ドルとユーロ、未だにもがいている世界二大通貨。
ドルの基軸通貨としての役割に今以上に変化が起きたとき、一番現実的な受け皿となるのは、ユーロだろう。
そのユーロの可能性を探って見よう。

現在のユーロも米国と同様に通貨安を望んでいる。
しかし、ドル安基調が続く限り、ドルに次いで取引量の多いユーロは相対評価でユーロ高になる傾向がある。

今後の世界経済再編の激流におそらくユーロも巻き込まれるだろう。
ドルの代替通貨としての役割として、世界中の流通量も現在よりも増えるだろう。

現在の米国のように慢性的な経常赤字が続くことになる可能性もある。
ドイツに依存するユーロ各国は異なる財政政策を採りつつも、ユーロという通貨で繋がっていく。

ドルペッグならず、ユーロペッグとでも言おうか。

統合国家に近い組織をユーロ圏で築くことができれば、
21世紀いや、22世紀型の国家体制が産まれるのかもしれない。

今後、成長が期待されるアジア圏や南米圏。そして、資源不足に陥る中、豊富な資源を抱えるオセアニア圏など、
国ではなく、経済圏での独立した体制が今後、世界のスタンダードになるのではないだろうか。

今、もがき苦しむユーロの知恵が世界を脱皮させるのかもしれない。


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