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FXトレーダーにとってのドル安

私はテクニカル派なので、ファンダメンタルなんて見ません。このラインをブレイクすれば、ドル売りで参戦するだけです!そんなFXデイトレーダーの声が聞こえてきそうな、この頃の為替相場です。実体経済を軽視し、加速度的に投機マネーを投入されては各国の通貨がヘッジファンドの金儲けの為の道具にされてしまう。今回の日本政府・日銀の対応について、批判的なコメントも多いが、介入というカードを使ったところで、反動したところを再度、売り込まれるのがオチである。力強い口先介入は欲しかったが、実弾(為替介入)を投下するのは、勇気がいる決断であるし、効果が見えない。米国が協調介入をしてくれるわけもない状況では実際、手が出せないというのが本音だろう。
半年前は著名なアナリストも夏ごろまでに100円回復なんて言葉も聞かれたが、現実は正反対の結果であった。
恒久的に売り叩きが続くわけではないが、売り叩かれた通貨は結局は、もとの水準に戻れずに安い水準で停滞を続けることになる。今のドルのレベルがまさにそうであろう。
ドル円を見れば、理解できると思うが、1ドル=100円、何年後に届く価格なのか。
数年前は100円割れということが現実として想像することができなかったはずだ。
FXで見れば、今は長期的なドルのダウントレンドなだけで、それが世界の覇権がどうこうとか、中国に取って変わられるというようなことは、実際は無縁であってドル基軸通貨体制には何の影響も実はないのかもしれない。
傷ついた米国の体力を回復させるには、このダウントレンド下のドル安は特効薬であるのではないか。
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